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アイシングは普通の砂糖でOK!粉糖との違いも解説

料理アイシング,砂糖

アイシングは粉糖(粉砂糖、またはアイシングシュガーとも呼ばれる)に水や卵白などを混ぜるだけでできるので、自分でプレゼントなどを手作りする人にとって便利なアイテムでしょう。

しかし粉糖を常備していない家庭も多いのではないでしょうか。そんなあなたに朗報です。

アイシングは粉糖だけではなく、普通の砂糖(上白糖やグラニュー糖など)でも作ることができます。

ただし、普通の砂糖で作る場合には少々のコツが必要で、粉糖を使って作ったものとは違う結果になる点に注意が必要です。

この記事では、普通の砂糖を使ってアイシングを作る方法や、それが粉糖とどう違うのかについて細かく解説します。

普通の砂糖でアイシングは作れるのか?

結論からいいますと、上白糖やグラニュー糖などの普通の砂糖でも、アイシングを作ることは可能です。

調査の結果、普通の砂糖をフードプロセッサーやミルサー、すり鉢などで粉状にしてから作る方法と、そのままの状態で使用する方法の2つの手順が見つかりました。

それぞれ詳しく説明します。

粉状にしてから作る方法

この手法は、砂糖をフードプロセッサーやミルサー、すり鉢などで粉状にしてから作る方法です。

必要な器具が増えることや、コーンスターチや片栗粉などを混ぜる工程が必要になるという欠点があります(サラサラにする必要がなければ不要です)。

また、フードプロセッサーよりも硬い素材を粉砕するのに適したミルサーの方が、粉状にする工程では有利です。

個人的には、粉糖を購入した方が手間が省けると思います。

しかし一方で、材料や器具が揃っていて、手間が問題にならない状況であれば、必要な分だけを自分で作れるという利点がありますので、好みの問題ともいえるでしょう。

なお、砂糖がきれいに粉になるかどうかは環境によりますが、ミルサーを使うのが効果的です。

普通の砂糖を直接使う方法

上白糖を直接使う場合、粉糖で作ったものやフードプロセッサーで粉末にした砂糖とは異なり、細かい模様を描くのは難しくなります。

ドーナツやクッキーの表面に塗る程度、またはシンプルな装飾に限定すれば、未加工の普通の砂糖でも十分です。

そのレシピは非常にシンプルで、例えば上白糖と水だけを使用する方法もあります。

簡易的な装飾に限るのであれば、材料が少なく、作りやすいこの方法をおすすめします。

ただし、上白糖を直接使う場合、砂糖を溶かすという工程が必要となります。

手順を間違えて飴状にならないよう気を付けてください。

上白糖を使ったアイシングは、見た目は美しく、ただし食感は粉糖とは異なり、ざらつきが感じられます。

その他の砂糖を使う方法

上白糖でアイシングが作れることが分かりましたが、他の種類の砂糖でも同様に作れるのでしょうか?

調査の結果、黒砂糖やきび糖などのブラウンシュガー系でも、アイシングの作成は可能です。

きび糖については、上白糖と同様にフードプロセッサーやミルサーで粉末にするか、溶かしてお菓子の上にかけることができます。

商品によりますが、きび糖の粗さは粉末化することで均一になります。

また、黒砂糖については、粉状のものが市販されており、アイシング用としてはこれが推奨されます。

しかし、きび糖や黒砂糖は色だけでなく風味にも特徴があり、それが一部のお菓子を作る際には風味や見た目に影響を及ぼす可能性があります。

それでも、元々黒砂糖を使ったレシピや、ブラウンシュガー系を用いて茶色いアイシングを作りたい場合には最適です。

アイシングの作り方と、砂糖の種類による違いについて

上白糖を使ったアイシングの作り方とその結果についてまとめてみました。

上白糖を粉砂糖に変える方法

まずは、フードプロセッサーやミキサーを使って上白糖を粉砂糖に変える方法について紹介します。

詳しいレシピは後ほどですが、簡単な工程から説明します。

グラニュー糖または上白糖にコーンスターチを混ぜ、これをミキサー等で粉砂糖にします。

その後、レモン汁を少しずつ加えてアイシングを作ります。

ここでレモン汁が使用されるのは、パウンドケーキにつける「レモン糖衣」を目指すためです。アイシングの通常のレシピには卵白も入ることもあります。

上白糖をそのまま使う方法

次に、上白糖をそのまま活用したレシピについて説明します。

まず、水と上白糖を鍋で適度に溶かし、ドーナツに塗布するという方法があります。

これはアイシングのレシピの中で最もシンプルなものになります。

次に、上白糖、コーンスターチ、牛乳を混ぜ合わせてから、電子レンジで温める方法があります。

過度の加熱には気をつける必要がありますが、わずか10秒でできるので手軽です。

結果に違いはある?

では、通常の粉糖と上白糖を使った場合でアイシングの違いは何でしょうか?

上白糖を使用したアイシングは、粉砂糖に比べて白くならないことが多いです。

また、水の量によりますが、早めに固まる傾向もあります。

上白糖で作ったアイシングは、粉糖製のアイシングよりも品質が下がる可能性があります。

砂糖と片栗粉で作るアイシングはどうか?その手順と結果の違いは?

上白糖と片栗粉を使ってアイシングを作ることも可能です。

通常はコーンスターチが使われますが、片栗粉でも同様の役割を果たします。

砂糖については、微粉状にミキサー等で加工する方法や、上白糖を直接使用する手法もあります。

レシピとしては、上白糖と片栗粉、そして牛乳を混ぜ合わせ、弱いモードで加熱しながら調節するというものがあります。

このレシピはアイシングっぽいもので、本来のアイシングに比べて若干劣るとされていますが、ささっとトッピングする程度であれば大差はないと思われます。

ただし、必要な溶接手順を間違えると食感が悪くなったり、飴状に固まる場合があります。

普通の砂糖でもアイシングは作れる!

普通の砂糖を使ってアイシングが作れるかどうかを紹介しました。

結果としては、簡易的なアイシングデコレーションは可能ですが、本格的な仕上がりを期待すると難しくなります。

完成品である程度の差が出てしまい、普通の砂糖を使ったものは白さがやや足りないという情報がありました。

本格的なお菓子作りをする場合、やはり粉糖を使うことが推奨されます。

しかし、日常的なお菓子作りやちょっとした工夫を加えたい場合は、普通の砂糖での代用でも十分です。

特に電子レンジを使うレシピは、作りやすいのでぜひ試してみてください。